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石油危機/オイルショック
石油危機/オイルショックは、1973年と1979年の二度にわたり、中東の政治情勢の不安を背景に石油価格が世界的に急騰した出来事です。当時、日本は安価な石油を前提に高度経済成長を続けていましたが、エネルギー供給の約8割を輸入石油に頼り、その大半を中東に依存していました。このため、オイルショックによる混乱と不況は日本経済に甚大な打撃を与えました。
この経験から、日本は石油への過度な依存を反省し、石油の安定確保や省エネルギー政策を推進しています。さらに、原子力、天然ガス、石炭といったエネルギー源の活用を進め、石油依存度の低減を図るようになりました。